勤務する工場には日本語を話すベトナム人も何人かいます。彼らが日本語を話せる理由にはいくつかあり、1.労働研修生として数年間日本の工場で勤務して、現場で覚えた2.当地の大学で日本語を専攻した3.当地の日本語専門学校で日本語を学んだ4.採用後に独学で習得、などの理由があると思いますが、ほとんどは読み書きまでしっかり出来るというレベルではありません。かろうじて通訳に任ぜられたものと、2.の理由で「日本語が出来る」とされているオフィススタッフが多少の読み書きが出来る程度。
現場に出ている元研修生たちは、正しい日本語、標準語のイントネーション、言い回しを覚えていないようで、関西圏の言葉になっているようです。「なんでやねん」ですとか「そりゃアカン」と彼らに言われると、アカンならぬ「悪寒」を覚えます。まぁ連中は人前に出す機会は少ないですし、言っても聞かないでしょうから矯正する必要は無しと判断します。ただし通訳者は矯正する必要あり!言葉のプロフェッショナルとして雇っているわけですから。最近彼は大学の夜間部で日本語学を学んでいるとか。良い心がけです。



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